日立 CT-36(36t-m)

CT-36

クライミング装置とベースはロープで支えられています。

CT-36

鉄塔脚部からクライミング装置頂部とベース部分へ黄色いカバーが付いたロープが張られています。

CT-36

クライミングはウィンチにより行なわれます。マストとクライミング装置はピンで結合されます。
マストの最下部にはクライミング用とマスト結合用ピン穴があります。
ロープは24本掛けのようです。40t程度の重量をせり上げることになるようです。

CT-36

写真下中央にクライミング用のウインチが見えます。また、クライミング装置の脇にはすでに次のマストが準備されています。

CT-36

つなぎはロープで塔へつながれます。クライミング時のガイドの役割もするため、4隅にはローラーが装着されています。つなぎは分割可能ではあるようです。

CT-36

マスト上端

CT-36

マスト下端、端部に2つ見える穴は端側がマスト結合用、内側がクライミング装置固定用のピン穴となっています。ピン結合のためすばやくクライミングが行なえます。

CT-36

マストは1m角*4mです。マストの左にはつなぎが見えます。

CT-36

解体後、マスト以外コンパクトなだけあってかなり小さく分解されます。

CT-36

コンテナハウスの横にはクライミング用ウインチとばらばらになったクレーン用ウインチが見えます。山岳地での使用を考慮してマスト以外小さく分解可能になっているようです。


その1
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